みやなおこひとり語りの舞台『みやなおこ女ひとり』のダイジェスト版
女優みやなおこが挑む、ひとりがたり二題、コロナ禍のなかで演劇の可能性を探し好評を博した公演のダイジェスト版。

「Bridge」大正十四年五月、兵庫県にある城崎温泉街を巨大な地震が襲った。
温泉街の日常を支えてきた一人の女の姿を描く、第１回こうのとり短編戯曲賞受賞作。

「さそりの火」夕闇の山中で焚き火をする兄と妹、そこへ一人の男が現れる…。
濃密な闇のなか、三人の男女が意外な結末へと向かってゆく。

ひとりで描く、ふたりの女の命。
関西在住の女流劇作家・西史夏の作品を、みやなおこの一人芝居として、 同じく女優で女性目線の演出家として活躍中の西山水木が演出し好評を博した。

『女ひとり』プロジェクトチーム
【作】西 史夏（にし ふみか）劇作家。
伊丹想流私塾にて戯曲を学ぶ。
第2回せんだい短編戯曲賞大賞（2014）、日本の劇戯曲賞最優秀賞（2015）ほか受賞。関西在住。
【演出】西山水木（にしやまみずき）劇作家・演出家・俳優。
劇団青年座出身、作家・演出家としても活動。読売演劇大賞優秀女優賞（1997）。
桜美林大学などで、後進の育成にも力を注いでいる。
【出演】みや なおこ 俳優 劇団そとばこまち看板女優として在団中は、ほとんどの作品に出演。
芸術祭賞優秀賞個人受賞（2014）。
100本以上の舞台出演以外に数多くのTVドラマに出演など、現代劇を代表する女優のひとり。
https://miyanaoko.com/